Googleアカウントにログインしようとしたとき、電話番号認証のSMSが届かなかったり、「この電話番号は使用できません」「確認コードを送信できません」と表示されたりすることがあります。
特に、機種変更後・電話番号変更後・海外からのログイン・何度もコードをリクエストした後などは、Googleの電話番号認証がうまく進まないことがあります。
この記事では、Googleの電話番号認証ができない主な原因と、SMSが届かないとき・電話番号が使えないときの対処法をわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- Googleの電話番号認証ができない原因
- SMS確認コードが届かないときの確認ポイント
- 「電話番号が使えない」と表示されるときの対処法
- バックアップコードや別の認証方法でログインする方法
- どうしてもログインできないときの最終手段
Googleの電話番号認証ができない主な原因
Googleの電話番号認証ができない原因は、1つとは限りません。スマホ側の問題、携帯会社側の問題、Google側の制限、アカウントのセキュリティ判定など、複数の理由が考えられます。
よくある原因は以下の通りです。
- スマホの電波状況が悪い
- 機内モードや通信制限が原因でSMSを受け取れない
- 迷惑SMS設定でGoogleからのSMSがブロックされている
- 携帯会社側で海外SMSやショートコードが制限されている
- 電話番号を変更・乗り換えた直後でSMSが届きにくい
- 何度も確認コードをリクエストして一時制限がかかっている
- いつもと違う場所・端末・ブラウザからログインしている
- Googleが不審なログインと判断してSMS認証を制限している
- 固定電話・050番号・IP電話など、認証に使えない番号を入力している
まずは「SMSが届かない」のか、「電話番号自体が使えない」のかを分けて考えると、原因を見つけやすくなります。
SMSが届かないときの確認ポイント
Googleから確認コードのSMSが届かない場合は、最初にスマホの受信環境を確認しましょう。
1. 電波状況を確認する
電波が弱い場所では、SMSの受信が遅れたり、届かなかったりすることがあります。
以下を試してください。
- 電波の良い場所に移動する
- Wi-Fiを一度オフにしてモバイル通信に切り替える
- スマホを再起動する
- 機内モードをオン・オフする
- しばらく待ってから再度コードを送信する
SMSはすぐ届く場合もありますが、通信状況や携帯会社によっては数分遅れることもあります。何度も連続で再送信する前に、少し時間を置いて確認してください。
2. SMSの受信拒否設定を確認する
迷惑SMS対策の設定によって、Googleからの確認コードがブロックされている場合があります。
特に以下の設定を確認してください。
- 海外からのSMSを拒否していないか
- ショートコードからのSMSを拒否していないか
- 迷惑メッセージフォルダに入っていないか
- SMSアプリでGoogle関連の送信元をブロックしていないか
- 携帯会社の迷惑SMSフィルターが強くなっていないか
Googleの確認コードは通常の電話番号ではなく、短い番号や特殊な送信元から届くことがあります。そのため、迷惑SMSフィルターに引っかかることがあります。
3. SMSアプリを確認する
Androidの場合、SMSを受け取るアプリが複数入っていると、別のアプリに確認コードが届いていることがあります。
以下を確認してください。
- 標準のメッセージアプリを開く
- 迷惑メッセージフォルダを確認する
- 別のSMSアプリを使っていないか確認する
- 通知だけオフになっていないか確認する
iPhoneの場合も、メッセージアプリ内の「不明な差出人」やフィルタ機能に分けられていないか確認しましょう。
4. スマホの空き容量を確認する
スマホの空き容量が極端に少ない場合、SMSや通知の受信が不安定になることがあります。
不要なアプリ・写真・動画を削除して、スマホを再起動してからもう一度確認コードを送信してみてください。
5. 時間を置いて再試行する
短時間に何度も確認コードをリクエストすると、一時的に送信が制限されることがあります。
「コードを送信できません」「しばらくしてからもう一度お試しください」と表示される場合は、すぐに繰り返さず、数時間から24時間ほど時間を置いてから試してください。
電話番号が使えない・認証できないときの対処法
SMSが届かないのではなく、そもそも電話番号を入力した時点でエラーが出る場合は、電話番号の種類や入力形式に問題がある可能性があります。
1. 電話番号の入力ミスを確認する
まずは、電話番号を正しく入力できているか確認しましょう。
- 数字を打ち間違えていないか
- 古い電話番号を入力していないか
- 国番号が正しいか
- 不要なスペースや記号が入っていないか
日本の電話番号を使う場合は、国が「日本」になっているか確認してください。海外設定のまま入力すると、正しく認証できないことがあります。
2. 050番号やIP電話を使っていないか確認する
Googleの電話番号認証では、すべての電話番号が使えるわけではありません。
以下のような番号は、認証に使えない場合があります。
- 050番号
- IP電話
- 一部の格安SIMのデータ専用プラン
- SMSを受信できない電話番号
- 一時的な電話番号サービス
- すでに多数のアカウントで使われている番号
SMSを受信できる通常の携帯電話番号を使うのが基本です。
3. 携帯会社のSMS契約を確認する
格安SIMやデータ専用プランを使っている場合、SMS機能が付いていないことがあります。
この場合、電話番号はあってもSMS確認コードを受け取れません。
契約内容を確認し、SMSが使えるプランかどうかを確認してください。SMSなしのプランを使っている場合は、SMS付きプランに変更するか、別の認証方法を使う必要があります。
4. MNP直後は時間を置く
電話番号を変えずに携帯会社を乗り換えた直後は、SMSの受信が一時的に不安定になることがあります。
MNPや機種変更をした直後にGoogleの確認コードが届かない場合は、しばらく時間を置いてから再度試してください。
5. 別の電話番号を使う
どうしても現在の電話番号で認証できない場合は、別の電話番号を使えるか確認しましょう。
ただし、家族や友人の電話番号を安易に使うのはおすすめしません。あとからログインや本人確認でその番号が必要になることがあるためです。
できるだけ、自分が今後も使い続ける予定の携帯電話番号を登録してください。
バックアップコードでログインできるか確認する
Googleアカウントで2段階認証を設定している場合、事前に発行したバックアップコードを使ってログインできることがあります。
バックアップコードとは、スマホが使えないときやSMSが届かないときに使える、使い切りのログイン用コードです。
以前にバックアップコードを保存している場合は、ログイン画面で「別の方法を試す」または「その他の方法」を選び、バックアップコードを入力できるか確認してください。
注意
バックアップコードは、事前に発行して保存していた場合のみ使えます。ログインできない状態になってから新しく発行することはできません。
別の端末・ブラウザで試す方法
Googleがいつもと違うログインだと判断すると、SMS認証がうまく進まないことがあります。
その場合は、以前ログインしたことがある端末やブラウザから試すと、認証が進みやすくなることがあります。
試すべき順番
- 普段使っているスマホでログインする
- 普段使っているパソコンでログインする
- いつも使っているWi-Fi環境で試す
- シークレットモードではなく通常ブラウザで試す
- GoogleアプリやGmailアプリからログインを試す
逆に、初めて使う端末・別の地域・VPN接続・シークレットモードなどは、本人確認が厳しくなることがあります。
「別の方法を試す」を選ぶ
電話番号認証ができない場合は、ログイン画面に表示される「別の方法を試す」を選んでください。
アカウントの設定状況によって、以下のような方法が表示されることがあります。
- Googleからのメッセージを受け取る
- 登録済みの別の電話番号にコードを送る
- 再設定用メールアドレスで確認する
- バックアップコードを使う
- 認証アプリのコードを使う
- パスキーを使う
- セキュリティキーを使う
表示される選択肢は、アカウントごとに異なります。電話番号認証だけにこだわらず、使える方法があれば別の本人確認を試してください。
何度も失敗したときにやってはいけないこと
Googleの電話番号認証ができないと焦ってしまいますが、何度も同じ操作を繰り返すと、かえって制限が強くなることがあります。
以下の行動は避けてください。
- 短時間に何十回も確認コードを送信する
- 何度も電話番号を変えて試す
- VPNを使ってログインする
- 知らない人の電話番号を使う
- ネット上の一時的なSMS受信サービスを使う
- パスワードを何度も間違える
一時的なSMS受信サービスや他人の電話番号を使うと、後からアカウントを取り戻せなくなる可能性があります。Googleアカウントには、自分が長く使える電話番号やメールアドレスを登録することが大切です。
それでも解決しない場合の最終手段
電話番号認証ができず、別の認証方法も使えない場合は、Googleアカウントの復元を試します。
アカウント復元では、本人確認のために以下のような情報を求められることがあります。
- 覚えている最後のパスワード
- 再設定用メールアドレス
- 以前使っていた電話番号
- 普段ログインしていた端末
- アカウントを作成した時期
- よく使っていたGoogleサービス
復元を成功させるためには、できるだけ普段と同じ環境で操作することが重要です。
復元時のポイント
- いつも使っているスマホやパソコンから試す
- 普段使っているWi-Fiで試す
- できるだけ正確な情報を入力する
- 以前使っていたパスワードを思い出して入力する
- 焦って何度も連続で試さない
復元に失敗した場合でも、時間を置いてから再度試すことで進める場合があります。
今後ログインできなくならないための予防策
無事にGoogleアカウントへログインできたら、同じトラブルを防ぐためにセキュリティ設定を見直しましょう。
特に以下の設定は重要です。
- 現在使っている電話番号に更新する
- 再設定用メールアドレスを登録する
- バックアップコードを発行して安全な場所に保存する
- Google認証システムアプリを設定する
- パスキーを設定する
- 古い端末や使っていない端末を削除する
電話番号だけに頼ると、機種変更・番号変更・SMS障害のときにログインできなくなる可能性があります。複数の本人確認方法を設定しておくと安心です。
よくある質問
Googleの確認コードが何分待っても届かない場合は?
まず電波状況、SMS受信拒否設定、迷惑メッセージフォルダを確認してください。それでも届かない場合は、短時間に何度も再送信せず、時間を置いてから再度試しましょう。
Googleの電話番号認証に050番号は使えますか?
050番号やIP電話は、Googleの電話番号認証に使えない場合があります。SMSを受信できる携帯電話番号を使うのが基本です。
電話番号を変更していてSMSを受け取れない場合は?
ログイン画面の「別の方法を試す」から、再設定用メールアドレス、バックアップコード、認証アプリ、パスキーなどを使えるか確認してください。どれも使えない場合は、Googleアカウントの復元を試す必要があります。
確認コードを何度もリクエストしてしまった場合は?
短時間に何度もリクエストすると、一時的に制限がかかることがあります。すぐに繰り返さず、数時間から24時間ほど時間を置いてから試してください。
家族や友人の電話番号で認証してもいいですか?
おすすめしません。今後ログインや本人確認でその電話番号が必要になることがあるため、自分が継続して使える電話番号を登録するのが安全です。
まとめ
Googleの電話番号認証ができないときは、まずSMSの受信環境と電話番号の状態を確認しましょう。
特に多い原因は、電波不良、SMS受信拒否、携帯会社側のブロック、MNP直後の不安定な状態、確認コードのリクエスト回数制限です。
電話番号認証がうまくいかない場合は、「別の方法を試す」から、バックアップコード・再設定用メールアドレス・認証アプリ・パスキーなどを確認してください。
どうしてもログインできない場合は、普段使っている端末と通信環境からGoogleアカウントの復元を試しましょう。
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